先日、久々に風邪をひきました。
今まで通りの症状であれば、
抗生剤を飲んで復活するパターンでした。
今回は、いつもと症状が若干違いました。
違うけれど、
きっといつもの喉の痛みで動けなくなるに違いない、
早めに手を打たなければ!と
危機感が増していきました。
日頃から用心していたつもりですが、
この暑さと忙しさで、
心身が疲れ切っていたのは疑いもなく。
それが。
やはりこれは単なる風邪の症状だと。
そんなはずはない。
実際に喉は痛いし、
肺も苦しいし、
何より咳をすると痛みも起きる。
でも、
確かに鼻水が出て咳が出る。
もはや、私は何を疑っているのか。
抗生剤があれば治る。
その考えから離れることができず。
ふと。
以前から、
どこかのタイミングで診ていただければと思っていた
T先生のことが頭に浮かび。
風邪(上気道炎)だと言われて薬ももらってきたのに、
なぜか、また何かが諦められなくて。
診療所へお電話。
T先生に診ていただくことはできますか。と。
予約外なので待ちますよと言われましたが、
「待ちます」と。
その診療所は、
毎年定期検診で伺っています。
看護師さんがとても丁寧で。
今回も、しっかりと問診をしてくださいました。
ああいう丁寧な問診をしてくださる病院て、
どのくらい残っているのだろう。
T先生が診てくださいました。
私の話をよく聞いてくださり、
触診もして、
症状の確認をされました。
しばらく考えてから、
やっぱり、
「抗生剤はいらないと思う」と。
出しても、副作用が出るかもしれないから。と。
私は素直に、
「わかりました」と答えました。
本当に素直に、
T先生の診断したことを受け入れていました。
お会計の時に、
「T先生に診てもらえてよかったですね」と。
私は、自然と
「はい。身体が喜んでいるようです」と答えました。
深々と頭を下げて帰りました。
正直、あまり体調は良くなかったけれど、
気持ちは安堵。
このほっとする気持ちは、なんなんだろう。
T先生は私に必要な診察をしてくださる中で、
私が必要だと思っていた
抗生剤は要らないとおっしゃった。
そして、
私は、「T先生がおっしゃるのだから、大丈夫」と、
少しでも何かを食べて力をつければいいのだ。と。
良薬というけれど、
信じている先生がちゃんと自分を診てくれて、
そのちゃんと診てくれた先生が出してくれた薬が、
「安心してこの薬を飲んで治す!」と
思えた患者の身体に入ると、
良薬になるのかな。と。
子どもの頃に、
そんなお医者さんがいて。
あの先生に診てもらったら、大丈夫と思えた。
そんな、大丈夫と思える先生にまた出会えたのだろう。
T先生が私にくださった
「良薬の素」。
LDCでも煎じることができたらと、思う、毎日です。


