前の回では、カウンセリングで自分の中に燻っていた問題が腑に落ち、ほっとしたその後に、実は次の問いが待っている、というところまでお話ししました。
「では、次はどうしたらいいのだろう?」
カウンセリング・コーチングで気持ちは整い、足取り軽く帰路につく。
けれど現実は待っています。
役所へ行かなきゃ、と思う。でも何課に行けばいいのかわからない。
本当はこの話を、夫にも聞いてほしい。でも、なんて伝えたらいいかわからないし、理解してもらえなかったら――。
新しい選択肢が見えると同時に、新しい躊躇が生まれる。 腑に落ちた夜でも、ひとりでは動けないことがある。
そんなとき、LDCでは一緒に考えます。
夫に聞いてほしいなら、思い切って夫をセッションに呼んでみる。 カップルカウンセリングという形で、お互いの想いを第三者を交えて確認する。 自分ひとりでは伝えきれなかったことが、ふたりにとって納得のいく言葉になっていく。
役所へ行く前には、何を聞けばいいかを一緒に整理して、ノートを作る。 担当者に理解してもらえるように、言葉を一つひとつ確かめながら。 そのノートを持っていけば、窓口で混乱しても大丈夫。
これが、私の言う「共同思考(co-thinking)」です。
答えを渡すのではなく、一緒に考える。 行動を支持するのではなく、一緒に確かめる。 どれを選び、どう動くかを決めるのは、あなた自身。 でも、納得できるまでとことん付き合います。 投げたボールは、しっかり受け止める。ゴールまで、一緒に進みます。
そしてもう一つ、正直に言います。
「どうしたらいいかわからないんですね」 「悩みが尽きないということですね」
そういう言葉が、自分には素通りしてしまうことがある。 そうじゃなくて――私の問いに、真正面から答えてほしい。 正解や正論じゃなくていい。 あなたが私だったら、どう思うか。それを教えてほしい。
そんな思いに、逃げないで向き合う。 それが、LDCのセッションです。
自分の物語を、自分の足で進むために。 人生のその先を、一緒に。

