◆未来を描ける安心感を提供する「Life Designing Café」
開業すると決めた際に、最初から屋号をLife Designing Caféにする予定は全くありませんでした。
当然、Counseling and Coaching for Healing and Growthを提供するオフィスの開設が私の目標であり、今現在も同じ目標です。それなのになんでCaféになったのかを考えてみるにあたり、開業プロジェクトを正式に打ち立てた頃のノートを開いてみました。 すると、開業プロジェクトを始動した昨年9月のノートに目が止まりました。そこには、既に「Life Designing Café(LDC)」という言葉がありました。当初はカウンセリングとコーチングのオフィスという目標だけでしたが、何度も検討を重ねる中で、この屋号へと導かれたのです。
「本当にこの名前で良いのか」と立ち往生することもあります。しかし、勢いで決めた部分を認めるにしても、最後に「これで行こう!」と決断したのは私自身です。今では、だいぶ勇気ある潔い一歩だったと感じています。
◆なぜ、あえて「Café」なのか
近年、日本でも「サードプレイス」を意識したと思われる有料書店の開業が相次いでいます。 日頃から、都心のカフェで、隣の人の気配を感じながらPCや本に向き合う人々。 私自身、その感覚に深く共感します。 そこには、一人でありながら「誰かがいる」という安心感があります。誰からも何も要求されず、 義務も責任も必要としない。けれど、自分の存在が認められているような空間の共有。 こうした「誰もが安心して寄れるオフィス」を作りたいという想いが、 LDCの情熱の源泉になりました。
◆サードプレイスとは
サードプレイス(第三の居場所)という言葉は、アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグが提唱した、自宅でも職場でもない第三の居場所を指す概念です。スターバックスのハワード・シュルツ氏が、イタリアのエスプレッソバーの体験をアメリカに持ち帰り、「自宅と職場の間の第三の居場所」としてスタバを再定義したエピソードは有名です。
◆日本人が居場所に求めるもの
では、日本においてサードプレイスとはどう受け止められているのでしょうか。 ある調査では、日本人がサードプレイスに行きたくなる理由として 「静かな場所で過ごしたい時」が44.4%、 「癒やされたい時」が41.6%、 「ストレス発散したい時」が37.4%、 「一人になりたい時」が35.8%という結果でした。 この結果は、私にとって感慨深いものでした。 なぜなら、LDCはこれら全てのニーズを満たすことができる場所だからです。
◆LDCという「第三の居場所」の目標
「Life Designing Café」という屋号に後悔はありません。 LDCは、日本にある日本人のためのサードプレイスになることが目標です。 ゆくゆくはスペースを広げ、美味しいお茶を楽しみながら、一人でも複数人でも「自分でいること」を味わえる空間を提供したいと願っています。 まずは、あなたの人生を一緒にデザインするパートナーとして、この場所でお待ちしています。
出典・参考文献
- 『サードプレイス ― 共同体としての居場所のゆくえ』 レイ・オルデンバーグ著
- 「サードプレイスに関する実態調査」 日本リサーチセンター(2024年)
- 「サードプレイス(第3の居場所)とは?」 カオナビ人事用語事典
- “The shared desire for third places on campus in Japan” Yan Li, et al. (2025)


